お手入れ手帳

暮らしを豊かにする花のお手入れ方法

胡蝶蘭

2018.04.18

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☐ ラン科ファレノプシス属
☐ 多年草
☐ 原産地:東南アジアを中心とした、熱帯 · 亜熱帯地域

たくさんの蝶が舞うように見えることから 「胡蝶蘭」という美しい和名で親しまれている、気品あふれる花。
大輪からミニタイプなどサイズや色のバリエーションが大変多い植物です。


〈置き場所〉
屋内の明るい場所で育てます。

一年を通して直射日光を避けた明るい場所に置きましょう。
窓辺などに置く場合には、レースのカーテン越しなどが理想です。直射日光があたると、早く花が終わってしまう原因になります。
本来の自生地は、高温多湿ながらも、風通しの良い、樹木や岩場などに直接根をはり出した状態で着生しています。
冬の寒さには弱いので、最低温度は15℃ぐらいまでに。
乾燥が進んでしまうのでエアコンの風が直接あたらないように注意します。

〈水やり〉
冬の水のやりすぎと成長期の水切れに注意しましょう。

秋から冬の低温時期は水やりは控えめにします。
この時期はやや乾かし気味に管理し、水やりは午前中に行うことをおすすめしています。
夕方や夜間など冷え込む時間帯での水やりは、植物にダメージを与える場合がありますので避けましょう。
胡蝶蘭は土ではなく、水ゴケやバーク(木製チップ)といった植え込み材で植えられています。表面上は乾いているように見えてもポットの中は湿っている場合があります。
植え込み材の表面が乾いているのを確認してから、更に2から3日置いてからの水やりで十分です。

冬は暖房などで室内が乾燥していますので、霧吹きを使って植物の周りを加湿すると病気や害虫の予防になります。
暖かくなる5月から9月までが、一番の成長期です。
この時期は鉢の中が乾いたら、株の根元より鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えましょう。

2本以上の寄せ植えの場合、ビニールポットに1株ずつ植えてあることが多いので、ポットとポットの間から水が流れてしまい、ほとんど水があたっていない場合があります。
それぞれの株元をねらって与えてください。
しっかり保水させるためには十分な水量と吸水時間が必要ですので、水場で行うことをおすすめします。

〈肥料〉
秋から冬は株自体の活動が鈍っているため、肥料は不要です。

寒い時期でも15℃以上を保てる環境であれば(常に暖房が効いている部屋など)水やり時に市販の液体肥料を規定通りの量で与えてください。
※液体肥料は洋ラン用がおすすめです。薄めて使用するタイプとそのまま使用するストレートタイプがあります。

鉢の外に伸びて出ている根は自然な姿です。そのまま出した状態で育ててください。