蠍座の運勢
二元論の終焉

善と悪、光と闇、陰と陽、人工物と自然、精神と物質等々、枚挙にいとまが無い程、物事を二つに分ける二元論が巷に溢れています。果たして、世界はそんなシンプルな二元論で説明出来るでしょうか。
今季の蠍座の人々にとってのテーマは「愛情」です。
家族愛や友愛など、色々な「愛情」の形がありますが、特に重要なテーマは恋愛に結びつく「愛情」です。誰かを愛するという感情の中には、説明し難い複雑さや矛盾が隠されています。食欲や睡眠欲の様に本能的で自然過ぎて、そもそも説明する必要は無いのかも知れません。しかし「愛情」という俗っぽいイメージと神聖なイメージの両方を併せ持つミステリアスな感情の中を深く掘り下げると、そこに「幸福」を発見出来る時季です。
愛と憎しみは相反しながら共存し合う稀有な感情同士ですが、その矛盾の中に「光り輝く美しさ」も発見出来そうです。
- ラナンキュラス
- フランスでは「光輝を放つ」「光沢」といった花言葉が付けられているのがラナンキュラスです。特にラナンキュラスの新しい品種「ラックス」シリーズは人工的にも見えるほど艶々とした花びらが印象的。そんな相反する魅力があるこのラックスを見つけて、飾ることが幸福への扉を開く鍵となるかもしれません。
花監修・文:第一園芸 花毎