2025 7.1 7.31 今月は「見直し」と「方向転換」が大きなテーマとなる月です。月初から海王星と土星が相次いで逆行に入り、夢や理想、構造や責任といったテーマに「問い直し」が入ります。特にそれらが急速に進んでいた人にとっては、一度立ち止まり、内面や計画の土台をじっくり見直すタイミングになるでしょう。外の世界でのスピード感が鈍る代わりに、心の深部と向き合うような静けさが広がっていきます。 前半は蟹座の季節。心の居場所や身近な人とのつながりがクローズアップされる一方で、11日の満月は社会的な責任や現実の立場とのバランスを問う出来事があるかもしれません。柔らかさと厳しさのはざまで、何を守り、何を手放すのかが明確になっていくでしょう。 金星は5日から軽やかな双子座へ。人付き合いや美的感覚に「遊び」や「軽やかさ」が加わり、交流や表現が活発になる時期です。ただし、後半にかけて水星が逆行を開始するため、言葉や情報の行き違いには注意を。特に18日以降は、伝え方や受け取り方に丁寧さが求められるようになります。 火星は乙女座にあり、細部への集中力が高まる配置。現実的なタスクにコツコツ取り組むにはぴったりの時期ですが、完璧主義になりすぎて自分や他人に厳しくならないよう注意を。 そして22日以降は太陽が獅子座へ。自分らしさや創造性が解放されていく流れに変わります。25日の新月は、何かを「始める」のにふさわしいタイミング。自分自身をもっと自由に表現したいという気持ちが高まりそうです。 「整えること」と「表現すること」。このふたつのバランスをとることが、7月の開運の鍵となるでしょう。焦らず、自分にとって大切なことを見極めながら、心と行動の調和を意識してみてください。