花毎占い

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8月の蟹座 の運勢

距離感を整えて安心を育てる

8月の蟹座
6月22日から7月22日うまれ

身の回りのこと、自分自身のこと、そしてこれからのこと──いくつかのテーマが同時に動き始める月です。大きな選択を迫られるというより、日々のなかで小さな決断を重ねていくうちに、結果として道が切り拓かれていく、そんな時間が流れていきます。

8月の前半は、これまで背負っていた役割や責任を見直す機会があるかもしれません。人のために動いてきたことが、少しずつ自分自身のために置き換えられていくような、静かな転換点です。誰かに手を差し伸べることも、まず自分の調子が整っているからこそできること。今月はその順番を意識すると、余計な負担を抱えずに過ごせそうです。

9日の水瓶座満月は、心の奥に眠っていた願いや違和感に光が当たるとき。
身近な人との関係や、共有している価値観に変化が起きやすい時期ですが、無理に同じである必要はありません。違いを認め合うこと、距離をとること、理解できないことを許すこと──そのすべてが「つながり」を育てる種になるでしょう。

中旬以降は、暮らしのなかの楽しみや手応えに意識が向かいやすくなります。
収入や持ち物、お金の使い方など、実感のある部分で充足感を得られる場面が増えてきそう。欲しかったものを手に入れる、続けてきた習慣が定着するなど、小さな達成が自信に変わっていきます。

そして月末、あなたの星座・蟹座にて、金星と木星が重なります。
心の奥まで、あたたかく満たされるようなときです。気負わず自然体でいることで、人との距離も穏やかに縮まっていくでしょう。無理に言葉を尽くさずとも、伝わることはたくさんあります。大切なのは、安心できる場所に身を置くこと。そのことが、次の季節に向かう力にもなっていきます。

☆開運のヒント
「ちゃんとやる」より、「ていねいにやる」を意識してみてください。手順や効率を気にするよりも、そのときの気持ちを大切にすることで、結果的に物事がスムーズに流れ始めます。

今月は、この花を暮らしに

「リンドウ」
すっと伸びた茎に深い青紫の花を咲かせるリンドウの花ことばは「誠実な人柄」や「孤高の美」など。多くを語らなくても伝わることのある今月、あなたの静かな強さをやさしく支えてくれる花です。

ほしはなこ

ほしはなこ
ボタニカルアストロジスト。
天体と植物の関係を西洋占星術の理論を基に研究。占星術的解釈で植物からのメッセージを伝える。ニールズヤード レメディーズ認定ハーバルアストロロジーアドバイザー。