二十四節気の花絵

イラストレーターの水上多摩江さんが描いた季節の花に合わせた、
二十四節気のお話と花毎だけの花言葉。

第三十四話 夏至「百合」

2019.06.21

life

どこか高貴な憧れを感じるちょっと特別な花です。

清純で堂々として白い花はどこまでも白く。

そしてなぜか私には昭和モダンのイメージがあります。

昔の建築物の装飾だったのか古い雑誌の挿絵なのか…

どこかでシンボリックに描かれた

ユリを見ていたような気がします。

水上多摩江(画・文)

イラストレーター。
東京イラストレーターズソサエティ会員。書籍や雑誌の装画を多数手掛ける。主な装画作品:江國香織著「薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木」集英社、角田光代著「八日目の蝉」中央公論新社、群ようこ「猫と昼寝」角川春樹事務所、東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇跡」角川書店など