京都・文学の舞台になった雅な桜「平安神宮」
2021.03.15
旅travel
2021年は2020年と並ぶ桜の開花が早い年です。
昨年に引き続き、例年通りのお花見とはなりませんが、まずはWEB上でのお花見をお楽しみいただけましたら幸いです。
京都と京都の桜の名所を2019年の春に撮影した画像でご紹介いたします。
平安神宮は平安遷都1100年を記念して明治28年(1895年)に創建。
社殿を囲むように作れた平安神宮神苑は明治時代の庭師の名匠である七代目小川治兵衞によるものです。
小川治兵衞は明治初期から東山、南禅寺界隈に作られた別荘の庭を多数手がけており、琵琶湖疎水を庭の池に引き込んだ庭づくりでいくつもの名庭園を作庭しました。
この平安神宮神苑も池を中心に作られた池泉回遊式庭園であり、四季折々に美しい庭園ですが、特に春は谷崎潤一郎の『細雪』や川端康成の『古都』にも書かれた「しだれ桜」が咲き誇る雅な景色を堪能できる季節です。
平安神宮神苑
京都市左京区岡崎西天王町97
□例年の見ごろ
4月上旬~4月中旬
□拝観時間(3月15日~9月30日)
8: 30~18:00(入苑は17:30まで)
□拝観料金
大人600円、小人300円
※2021年度は状況により拝観が変更・中止となる場合がございます。公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
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